樹齢千年もの間、長い年月を隣同士寄り添って生きてきた屋久杉の様に、
お二人にも末永く寄り添い、幸せでいられるように思いを込めて・・・・・
1993年、世界遺産に登録された屋久島の屋久杉は、伐採ができなくなりとても貴重になっています。
現在は、倒木になったり、昔の切り株などから年間決まった量だけ取られ、その中でも、コブ材は数百本に数個しか取れない部材になっています。
屋久杉ブライダルリングは、そんな屋久杉のコブ材の木目、模様の美しい部分を厳選して制作されています。
TEL:098-998-1743
屋久杉ブライダルリングは世界遺産の屋久杉を使い、プラチナや、ゴールド、シルバーなどと組み合わせてブライダルリングを一つ一つ時間をかけ手作業で作っています。
その為大量生産が出来なく、ご注文からお渡しまで1ヶ月~2ヶ月程お時間をもらっています。
樹齢千年もの間長い年月を隣同士で寄り添って生きてきた屋久杉の様に、お二人にも末永く寄り添い、幸せでいられる様にと想いを込めて一つの屋久杉で製作しています。
屋久杉ブライダルリングの購入のお考えの方は、色々と種類や材質がありますので、ここから 検討してみてください。
左側が標準の屋久杉ブライダルリング -添-
右側が細身の屋久杉ブライダルリング -添-
ペアのリングを重ね合わせると木目が 繋がり合わさるように出来ています。
二人の心がいつも寄り添っていられますようにの願いと
年を重ねてもいつまでも寄り添い歩んでいけるような夫婦をイメージしています。
屋久杉とは?
日本での杉の南限が*屋久島です。その南限で一般に樹齢が300年ほどと言われている杉が、2000年、3000年もの長寿の杉になるのは、年間4,000mmから10,000mmもの多雨に恵まれている屋久島の特殊な自然環境と、屋久杉の樹脂の特性が起因しています。
屋久島の土台は花崗岩で栄養分が少なく、杉の生長が他の地域に比べ遅くなります。すると、年輪の幅が緻密になり材は硬くなります。そうなることで樹脂道に普通の杉の約6倍ともいわれる樹脂がたまります。この樹脂には防腐・抗菌・防虫効果があるため、屋久杉は長い年月の間不朽せずに生き続けられるのです。
また、硬質・防腐・抗菌・防虫などの特性をもつ屋久杉は古くから珍重され、屋久杉の平木がそのまま通貨になった時代もありました。
通称、樹齢1000年以上の杉だけを屋久杉と言い、1000年以下を小杉、植林の杉を地杉と区別しています。その屋久杉は、標高にして600m以上から1300mくらいの所に多く自生し、1200m前後に巨大杉が多く見られます
現在では、世界遺産に登録されているため、伐採は禁止になっています。
*伐採できない屋久杉を何処から?
現在、伐採はできないのですが、江戸時代に伐採が盛んでその時の切り株や、台風、地すべりなどで倒れたもののみを使用しています。
その貴重な屋久杉を、第二の人生を工芸品として息を吹きこむため、少しずつ年間に決まった量を出して、加工されています。
屋久杉は、標高1.000m前後の所に育つ為、一度に下ろす事が出来ず(1.000年その場所で生きてきた為、あまりに気候の違う所に下ろしてしまうと、耐え切れずに割れの原因ともなるので)とる場所から、何回かにわけて歳月をかけて下まで下ろします。
*屋久杉には・・・・
屋久杉といってもすべて同じ木目、木肌ではなく色々な表情があります。
普通の杉の様な屋久杉や、黒っぽい黒ジンの屋久杉、黄色っぽい表情や赤っぽい表情を持った屋久杉、脂ののった所(マグロで言うと、トロの部分)、なかなか取る事の出来ない何十本、何百本に一本ぐらいしか出てこないと言われているコブ材、一つの屋久杉なのに色々な表情を持つとても貴重な世界遺産なのです。
*時間が経つと・・・・
屋久杉は、3年・・・・5年・・・と時間が経つにつれて、中の樹脂分がどんどん表面に出ようとしてきて、模様が変わっていきます。
全ての屋久杉がそうなるわけでも無いのですが、特に脂ののった所や、コブ材は確実に変わってきます。まだ生きているんじゃないかと思うぐらい、白い所と黒い所がはっきりしてきて、輝いてきます。
*GRAINでは
GRAINでは、なかなか取る事の出来ない脂ののった部分や、コブ材、とらもく、くじゃくもくなどのみを使って、プラチナ・ゴールド・シルバーと組み合わせ、アクセサリーを作りだしています。
この貴重な屋久杉を少しでも多くの方々に手に降れて使ってもらえるように、時間が経つにつれて綺麗になっていく屋久杉を見てほしく思っています。